1990年代に調査・報告された茅山貝塚、吉井第2貝塚、高坂貝塚、三浦市鵜が島台遺跡を主体的な対象として、古久里浜湾・平潟湾西岸の縄文期の貝塚について検討、ひいては赤星直忠、岡本勇らによる先行調査の再検討を重ねてまいりました。
これまでの検討とともに、縄文期当時の東京湾の沖積層の近年までの成果より新たな観点を模索しております。見学旅行では、こうした観点を通して、他地域における諸遺跡・資料を見学してまいりました。
古久里浜湾や平潟湾、ひいては東京湾に沿う縄文中期末以降の諸遺跡の様相の検討があります。
近年、平潟湾の西岸に位置する横浜市金沢区称名寺貝塚の発掘調査が報告されました。これまでも1996年に三浦市間口東洞穴や1992年に同市油壷遺跡の調査・報告がなされており、横須賀市域では、先の高坂貝塚や2003年、2017年に江戸坂貝塚が調査されました。
こうしたいみじくも事例が蓄積されている状況からも、課題として一つあるかと考えております。
2022年
活動を再開しました。
2020年
毎月続けてきた例会ですが、コロナ禍の影響により中止しています。